
皆さん、こんにちは。
前回の中級講座in草加市から4カ月・・・
参加事業者さんからものフィードバックもひと段落したことろで、
今日はいつもとは一味違った研修会を試験的に開催しています。
我々がいつも活動している足立区内の事業者7法人を集めた、
ワークスタイルの研修会です。
会場を貸してくれたのは、いつも講師を派遣して頂いている
CDS(全国児童発達支援協議会)の拠点である、うめだあけぼの学園。
さあ、研修会、開始です。
まずはおなじみ、酒井先生による「発達支援と不適切支援」です。
ワークでは、受講者自身の遊びに対する発案力を振り返り、日々よかれと思って
不適切な支援をやってしまっていないか。他事業所同士で話し合います。
中には親御さんとの関係に悩む職員さんも。
子どもを支援することと家族支援は切っても切れないですしね。
本来、サービスが親のためではなく、子どものためにあるはず。
そう思うからこその葛藤。日々感じるジレンマも共有します。
さて、後半は認定NPO法人発達わんぱく会 代表 小田知宏先生による
「制度の理解」です。
子どもへの対応で追われる毎日。中々、法制度を始め、家族支援、
地域福祉について理論を考える時間と余裕は正直あるとは言えません。
今回は、制度に注目して変遷と仕組みを学びます。
「縦横連携」や「後方支援」
これらは国から私たちが実践することを期待されていること。
しかし、実際の支援現場では、聞いたこともない、という人も
いるのが現実です。
日頃、現場第一線で活躍していると、政治や行政、法制度に対して
身近に感じることが出来ました。
「制度は道具だ」
ワークでは事業所の運営にどんな制度の要素を取り入れることが
必要か。新鮮な視点からのワークも、参加者の頭を柔軟にすることに
きっと役立ったはずです。
各施設からのフォードバックがなんとも楽しみです!
足立区には、心ある事業所がこれだけ有り、障がいを持ったお子様や家族が
豊かに暮らせる環境がある。もっともっと、胸を張ってそう言いたい。