
こんにちは。日に日に寒さが増し、降りしきる雨が遅れてやってきた冬の到来を告げているようです。
そんな中、今日も草加市文化会館は満席。寒さを吹き飛ばすような皆さんのやる気にただ閉口するばかりです。
八日目を迎えた今日のテーマは「発達支援と障害児医療」です。
講師は、うめだあけぼの学園 小児科医師である角田祥子先生です。
社会福祉のスタンスで障がい児支援をしていると、疾病やその特性からはつい遠ざかりがちです。
難しい?病名を覚えられない?医療従事者に任せておけば良い?
それぞれの疾病に名前の由来があり、受けられる補助の種類も違います。そして投与される薬にも目を向けてみると、
強い催眠効果があったり、筋弛緩の効能があったり。子どもへの支援につまづきを感じた時には、支援者自身の努力不足
とばかり思わず、環境や薬にも注意を払う必要があります。その時、子どもの疾病を知らなくては前に進めなくなります。
ラテン語から来る病名についても学びを深めていきます。
あ、あの子の疾病だ!なんて反応も。
直接的な解決策は見付からなくても、新たな知識によって職員の自信になります。
いつも、早く子どもに会いたい!というモードで部屋を出ていく受講生さんたちを見ると
事務局冥利に尽きる場面です。