
皆さん、こんにちは。発達支援協議会事務局です。平成28年6月3日、中級講座 第四日目です。
うめだあけぼの学園の作業療法士・酒井康年先生による「発達的視点を知るⅡ」です。
子どもは産まれてすぐに多くの感覚刺激を求めて外界を知るための大冒険をします。空間を知り、自分の身体の構造を知り、そして自ら機能を発見します。毎日の遊びから、脳がお腹いっぱいになるまで刺激を入力するのです。
有名な五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)の他にも、前庭覚、固有覚といったものが内耳に存在します。何気ない飛行機ごっこや抱っこでグルグル~など、実は成長発達に欠かせない運動なのです。
興味深いワークも!
実は私たちみんなにも、優位な感覚とそうでないものがあって、自分では気付いていないことも。
マフラーが好きじゃない。部屋に入ったらすぐ靴下を脱ぎたい、すぐに机をコンコンコンってしてしまう。
視覚が優位、聴覚が優位。ちょっとしたテストから、自分自身のタイプがわかっちゃいました!
発達的視点とは、その子どものことだけを見るのではなく「障がい」そのものがどこに潜んでいるのか、
確かな知識で判断していく視点。
障がいは、子どもにではなく、関わっているこちらにあるのかもしれない。はたまた部屋の作りや、薬の
成分にも。
今日も濃密な2時間。皆さん、お疲れ様でした!
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